ゆとりカーニバル

アイドルオタクをこじらせる日々。

2019年現場記録

ブログに現場記録を残していたことすら忘れてたのですが、久しぶりに開いたら自分でとても便利に感じたので去年のぶんも振り返って書き残しておきます。

 

・ミュージカル「ハル」(4月)

なんかこの頃いろいろあって疲れ切っていて、正直気分じゃないしチケ代高いしどうしようかなと思っていました。でもファンクラブからの「申込み締め切りは明日です!」のメールに気付いてしまったという理由で申し込み、当選したので行った感じ。いざ見てみたら全然愉快なミュージカルじゃなかった。ワイドショーで見るやぶくんが痩せすぎてて自担をしばらく認識できないという事件はあったものの、時期的にも「平成」の終わりということで色々コメントを求められる機会もあってよかったなあと思ってました。ミュージカルの内容よりも、「今ここに来ている若いお姉さんの多くは薮くんに興味がある人達なんだろうなあ」と思った感覚がなんだか新鮮だった。行ってよかったです。

 

Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES(5月)

横アリのスタンド前から20列目で、まあまあ認識できるくらいの近さで見ました。にもかかわらずセクゾは顔が小さくて手足が長くて同じ生きてる人間とはまったく思えなかった。一発目からかっこよすぎる演出、かと思えば2曲目はガラリと変わって超絶かわいいすっぴんKISS!といつもながらセトリの組み方と演出が最高~~~!で震えました。「恋がはじまるよーー!!!」でランドセルを背負う時、カラフルなランドセルを前にして「赤いランドセルって女の子しか背負えないんだと思ってた!」とうきうき声で言ったケンティーがものすごく印象的で、私はこの人たちのジェンダー観にものすごく心惹かれてる部分が大きいよなあと感じました。大縄跳びも可愛かったしゼンゼンカンケイナイナイのアホみたいなエアバンドも大好きだけれど、一番印象的だったのはラストの終わり方。「えっ!?今コンサート終わったの!?」とこちらが置いてけぼりにされるくらい意外に、突然に終わったのに、終わってみればあれが最高の終わり方だと思わせる、おしゃれすぎて意味わからない演出。からのアンコール。セクゾコンはやはり天才。

 

・舞台「刀剣乱舞」 慈伝日日の葉よ散るらむ

審神者業4年目にして初めて刀ステに足を踏み入れる(ゲーム歴は地味にジャニオタ歴より長い……)。チケットが取れないとの噂は聞き及んでいたので、友人に教わりつついくつかの日にちでチケット申し込みをしたら、当落がいつやらすっかり分からなくなって「当選メールに一週間後に気づく」という恐怖のヒヤリハット体験をしました。クレカ引き落としにしててよかった~!!

推しの前田くんと五虎退ちゃんが出るという情報だけで申し込んだので今までの刀ステを全然知らず、予習のために過去作のDVDを借りて夏はひたすらそれを見てました。光忠がものすごくチャーミングで大好きになり、山姥切や三日月宗近など他のキャラにもどんどん愛着が湧いてきたところでの悲伝で「こんなひどいことってある……?」とリルに頭を抱えました。むごい……。そんな中慈伝を見に行ったので、開幕でハートフルほのぼの本丸が現れた時安心感と可愛さでちょっぴり涙が出そうになりました。

2.5はプリステ以来2回目だったのですが、相変わらず役者さんはムダ毛の一本も残さずツルッツルですごいな~などと思いながら見ていました。みんな可愛くてすごいねえ~。五虎退ちゃんのおみ足をガン見していたら、あとで役者さんが未成年だと知ってものすごい罪悪感に駆られたのが一番の思い出です。

 

・劇場版うたのっ☆プリンスさま♪ マジLOVEキングダム(8月~)

2019年最も私の心を掴んだ現場です。

2018年、ST☆RISHのファンミーティングに行った時のことが現場記録に残してありましたが、その時声優さんたちのパフォーマンスを見て思ったことが以下の通り。

今後昔のようにうたプリを追いかけることはないんだろうなと感じた、決別の現場になりました。

 そして2019年。日本全国の映画館で、マジLOVEキングダムが上映されました。
 もう一度言います。これが、

2019年最も私の心を掴んだ現場です。

映画が上映していることは6月から知っていたのですが、全編がCGライブの映画だと知ったのは少しあとになってからでした。それでも、「一人で行くほどじゃ」「熱く推してる人の隣だとついていけない」「応援上映はちょっと」などと理由をつけては遠ざけていたのですが、たまたま「ちょっと前までうたプリ好きだったけど今はメインってほどじゃなく、一回くらい記念に見ておいてもいい」という自分と同じ感覚を持っている友人を見つけてしまったので、わざわざ電車で1時間半かかる映画館まで見に行きました。

映画館に入ってから1時間半後。

私はもう、涙声で「最高だった……」と言うことしかできませんでした。

ST☆RISH、QUARTET★NIGHT、HE★VENSという彼らそのもののライブがそこにあって、私がずっとずっと見たかったものが期待を超えてそこにあった感動と、なによりも「私の中にうたプリを好きな気持ちがこんなにも残っていた」ということへの感慨が津波のように押し寄せてきました。その後、すぐに「もう一回みたい……」とマジLOVEキングダムゾンビになり果て、しばらく映画館通いになったのは言うまでもありません。気が向いたらこの話は別記事で詳しくしてもいいかも。

 

Kinki Kids Thanks 2 You(12月)

友人のお誘いで行ってきました。誘われた時、すでに年末のJUMPコンのチケットを取っていて、コンサート経費がかかるうえに上記マジLOVEキングダムのBDがクリスマスに発売することが分かっていて、「どうしよう!マジでお金がない!」と思っていたのですが気付いたら「ぜひ行きたい!行きます!ありがとう!」と返事をしていました。オタクって正直。

衝撃的だったのがその構成。40分ほど歌ったあとに突然MCが始まり、「えっ!?MCタイム早くない!?……ああ、もしかしてまだMCじゃなく曲振りかなにかか」と思ったらまあそのまま喋る喋る。で、喋り終わってまた歌い出したと思ったらまたMC。パフォーマンス。MC。パフォーマンス。MC。パフォ……これどこまでがパフォーマンス?お客さんもだんだんペースを掴んで勝手に立ったり座ったりしてて面白かったです。相変わらずKinki先輩は話は面白いし、お互いのことが大好きだし、もちろんパフォーマンスもレベル高いし、衣装もお互い個性的で最高だなと思いました。自分たちのグループが、自分たちのシンメがこうなってほしい将来像ナンバーワン。ジャニーさんという偉大な人物が世を去るという大きな出来事があった年でしたが、KinKiのコンサートでそのことをしみじみと実感させられたような気がします。

「いつまでその話すんの?ってくらいしつこくジャニーさんの話をする人がいてもいいと思う。俺たちはそうしていきたい」

っていう、光一さんの言葉が忘れられません。本当に行ってよかった。

 

・Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2019~2020「PARADE」(12月)

「ファンマナーが悪くて夏のアリーナツアー中止」というとんでもない事態により、2019年の終わりにやっとこさ本陣の現場でした。東京で2公演入りました。

上述した通り私は下半期マジLOVEキングダムにハマって、コンサート前もすっかりマジLOVEキングダムで頭がいっぱいだったので、果たしてJUMP現場をきちんと楽しめるのかどうか正直不安でした。不安すぎて当落と同時にホテル取ったし、新幹線も一ヶ月前に予約したし、アイシャドウも新調したし、参戦服に至っては一月半かけて悩みに悩みまくってコートからスカートまでまるっと新品を揃えて挑みました。超楽しみにしてるじゃん。

一日目はドームのスタンド席中程、「なんかよくわかんないけどすごい」「良くない意味で予想のつかないセトリ」「気のせいかもしれないけど自担がめちゃくちゃかっこいい」といった感想。そして二日目は「やっぱりよくわかんないけど超すごい」「神セトリでは?」「ここはディズニーランド、私はシンデレラ城の前にいる」「気のせいじゃなければやっぱり自担かっこいいのでは?」という感じでした。当然セトリは変わっていません。何があった?

アルバムがコンセプチュアルで、導入の部分も含め期待が高かったことが一日目の受け取り方につながったのかなとは思いますが、二日目はまじで何があったのか分からないくらい一気に引き込まれました。多分席が良かった…。(バクステ側から正面に会場を捉えるスタンド席)

最終的には本当に文句ないくらい楽しかったし、自担がかっこいいのは多分気のせいじゃないし、2019年の最後にまた宝物をもらえてよかったです。

 

そんなわけで、2020年も変わらず続いていきそうです。